冷えと血流と自律神経と

今日は冷たい北風が吹き荒れる寒い一日でした。

気がつけばもう2月。

本格的な寒さもあと一ヶ月少々くらいでしょうか。

とはいえ一般的に一番冷え込みが強くなる2月。都心でもまだ雪が降る可能性はありますし、まだまだ油断はできませんね。皆さま暖かくしてお過ごしください。

寒さのせいもありますが、冷えが強く、特に足先が冷えるという方も多いと思います。

「冷え」の多くは「血流の悪さ」が原因となっています。

運動不足や偏った身体の使い方、水分不足や食事(身体を冷やす食品)なども血流の悪さの原因となりますが、自律神経の乱れも血流の悪さ、つまりは冷えの原因となります。

自律神経には交感神経副交感神経の2つがあり、ざっくりいうと交感神経は活動的に働き、副交感神経はリラックスする方向に働く神経で、相互にバランスをとって働いています。

血管に関して言えば、交感神経は血管を収縮して血液の流れを速くします。ホースで遠くに水を飛ばすためにホースの口を細くする感じです。

反対に副交感神経は血管を広げて血液の流れは緩やかになります。

細い川の流れは速くて幅の広い川はゆっくり流れるようなイメージですね。

ではどちらの神経が強く働いた時に血流が悪くなるかと言うと…….両方なんです。

交感神経が強すぎると、血管の収縮が強くなり、末端の毛細血管などは血液が流れないくらい細くつぶされてしまいます。

また副交感神経が強すぎると、血液の流れがゆるやかすぎて循環が弱く、末端まで血液が届かなくなってしまいます。

結果として血液が廻ってこない足先や手先が冷たくなってしまいます。

このように自律神経は内臓のはたらきや身体のON/OFF 免疫力・ホルモンバランスなど身体のあらゆる事コントロールしている神経で、どちらが優位になり過ぎても身体にとっては良くありません。

自律神経を整えるには

では自律神経のバランスが乱れる原因は何かと言うと、一番は生活習慣の乱れという事になってしまいます。一言で言えば「ストレス」になるのですが、ストレスにも種類があり、大きく分けると

精神的ストレス(人間関係や職場環境などのいわゆる”ストレス”)

肉体的ストレス(ケガや姿勢、運動・睡眠不足などによる物理的なストレス)

科学的ストレス(化学物質である添加物や薬品などによるストレス)

の3つに分けられます。

「ストレス(=刺激)」が全くなくても、バランスは崩れてしまいますが、現代社会ではストレスが過剰なことの方が多いですよね。

足先の冷えが強い方もストレスからの自律神経の乱れ⇒血流の悪さが原因かもしれません。

人間関係や労働環境などの改善はすぐには難しいかもしれませんが、特に肉体的ストレスに関してはすぐにでも改善できることがあります。

もちろん背骨を整える事でその中を通り、背骨の隙間から全身に行き渡る神経の働きを良くするカイロプラクティックを受ける事や、足裏や手のマッサージをして末端から血液の流れを良くする事も冷え性の改善には効果的です。
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