安田菜津紀写真展 The Voice of Life 死と、生と

昨日は安田菜津紀さんの写真展「The Voice of Life 死と、生と」@新宿・オリンパスギャラリーへ行ってきました。

運良く定休日の火曜日に女優/タレントのサヘル・ローズさんと安田さんのギャラリートークも開催されるとのことでお二人の話も聴いてきました。

死と生とをテーマにした写真展。
フィリピンのストリートで必死に生きる子どもたち、中東の戦場となった場所で子どもや兄弟をなくした人、離れ離れになった家族の帰りを信じて生きる人、そんな中でも結婚式を祝ったり、新しく生まれる命を喜んだり、1日5回のお祈りを欠かさずに毎日を暮らす人、奥さんが末期ガンを患った東京のある夫婦の最後の日の写真。

「人の死の現場」をリアルに撮ることを不謹慎だと感じたり、疑問や嫌悪感を抱く人もいるかもしれないけど、実際に現場で見て、その空気を感じて、そこにいる人とちゃんと話して、いっぱい考えて、写真を撮って発表するフォトジャーナリストとしての、表現者としての覚悟を感じました。
批判する人は大概表面的にしか見ていないんじゃないかと思います。

東京での写真展は終わってしまいましたが(大阪では5月7〜17日オリンパスギャラリー大阪)、写真のお話や表現者としてのお二人のお話などギャラリートークのアーカイブがオフィシャルで上がっているので興味のある方はぜひ聴いてみてください。

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