この街で、これからも

新宿にあるオリンパスギャラリー東京で開催中のフォトジャーナリスト・安田菜津紀さんの写真展「この街で、これからも」に行ってきました。

発生から丸5年が過ぎた東日本大震災。

その当時の写真から、現在まで撮り続けてきた写真が展示されています。

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発生当時の災害の記録、日常をとりもどそうと再び海に出る漁師、多くのものを失いながらも笑顔で働く女性達、そこで遊ぶ子供、どんなことがあろうとも祭りだけは絶やすまいと頑張る若者たち、非日常を背にした日常。

被災地の惨状を訴える写真や、人々の悲んでる姿なんかを撮った写真や映像は東日本大震災のときも、今回の熊本の大地震でも目にする事は多く、中には目を背けたくなるような、心が苦しくなるようなものもたくさんあるけれども、安田さんの写真は強いメッセージ性がありながらも決して押し付けがましくない。

土足で現地に踏み入って写真を撮り荒らして、「どうだ現場は悲惨だろう!」と言わんばかりの取材写真と違って、そこで暮らす人の生活を大切にしてそっと寄り添って笑ったり悲しんだりするような優しい写真たち。

もちろん写真のことなんてなにも分かっていない僕個人の感想ですが。

安田さんと初めてお会いしたのは震災後、前に「避難所生活について」 のお話を紹介させていただいた佐藤一男さんのいる 岩手県 陸前高田市の仮設住宅にカイロプラクティックチームでボランティアで伺った時でした。

そこの仮設住宅の方々とも仲良くしている安田さんがたまたま立ち寄ってリンゴかなにかを切ってくれたんだったか…

その時はまさかそんな大活躍している人だとは知らず、カメラマンだと紹介されたので記念写真を撮る時に「じゃあプロに撮ってもらおう」などと軽くお願いしたりしてたのですが、イヤな顔せず撮ってくれるような人だから、こんな写真が撮れるのだろうと納得しています。(いや、その節は失礼しました!)

4月29日(金・祝)にはその佐藤さんと娘のあかりちゃん(震災当時小学校1年生・現中学1年生!)も駆けつけてギャラリートークも開催されるようです。

東京での会期は5月2日まで、その後大阪でも開催されるとのことで、ぜひ多くの方に足を運んでもらいたいと思います。

安田菜津紀写真展「この街で、これからも」 陸前高田に生きる

    • ・会場:オリンパスギャラリー東京
    • ・住所:東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビル地下1階
    • ・会期:2016年4月22日(金)~5月2日(月)
    • ・時間:11時~19時(最終日15時まで)
    • ・休館:木曜日
    • ・入場:無料

ギャラリートーク
日時 : 2016年4月29日(金・祝)  15:00〜16:00
会場 :  オリンパスギャラリー東京
参加費 : 無料
お問い合わせ : オリンパスギャラリー事務局 03-5909-0191

  • ・会場:オリンパスギャラリー大阪
  • ・住所:大阪府大阪市西区阿波座1-6-1MID西本町ビル1階
  • ・会期:2016年5月13日(金)~5月19日(木)
  • ・時間:10時~18時(最終日15時まで)
  • ・休館:日曜日・祝日
  • ・入場:無料


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