katagakoru

今日2月21日は「漱石の日」だそうです。

当時の文部省が夏目漱石に文学博士の称号を贈ることを伝えたところ、
「自分には肩書きは必要ない」と博士号を辞退する手紙を書いて送ったのが
1911年の2月21日だったことから、今日を漱石の日と定めたそうです。

誰が定めたのかは分かりませんが…

ところで 夏目漱石と言えば、「肩こり」という言葉をはじめて使ったのは夏目漱石だという話があります。

小説「門」の中で
指で押してみると、首と肩の継ぎ目の少し背中へと寄った局部が、石のように凝っていた

と書かれたのがはじまりで、それ以前は「肩が張る」と表現していたと言われます。

僕もずっとそう信じていましたが、よくよく調べてみると実はそうではないようで

江戸時代、奈河亀輔という人の『伊賀越乗掛合羽』(安永頃)の中で

「きつう肩が凝つて有さふに厶(ござ)り升。」
「サア、その心遣いで肩も凝る筈。様子を言ふて聞かしさへすりや、肩のつかへもさらりと下がる。」

と書かれており、また

式亭三馬『四十八癖』(文化14年)の中にも
「本が、ヤ、わたしも好きだが、つゞけては毒だ。折ふし休み/\読まぬと、肩が張つて凝つてわるい。」

という表現もされているようです。
(参考HP:http://d.hatena.ne.jp/kuzan/20080403/1206971739)

誰が言い始めたか、「肩が凝る」にしろ「肩が張る」にしろ、昔からその辺の重さや悩みは抱えていたようですね。

「石のように凝って」しまった肩をお持ちの方にも、そこまでになりたくない方にも
背骨の歪みと神経の流れを整えるカイロプラクティックはおすすめです。

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