先日の免疫と発達のセミナー以来、子どもや赤ちゃんの脳の発達の勉強が楽しくなっています。
生後2〜4週の赤ちゃんの脳の大きさは大人の36%前後。
1歳になるとだいたい72%くらい。2歳でだいたい83%くらいになると言われます。
1歳から2歳までの脳の成長が10%くらいなのに対して、0歳から1歳までの間に脳だけでも2倍の成長を遂げる事になります!
赤ちゃんの成長を見ても分かるように生まれてから1歳までの間には、首がすわって、寝返りができるようになって、おすわりができるようになって、「ずりばい」や「はいはい」ができるようになって、つかまり立ちができるようになって、手も上手に使えるようになって、お母さんと他人とを区別できるようになって、言葉も少しづつ憶えてきて、声も出せるようになって…
など運動機能も知能も感情も、ものすごい勢いで成長していきます。
運動機能といえば、一昔前は首がすわったり「おすわり」やつかまり立ちができるようになる「運動発達」はそのための筋肉が発達するから、という考えが定説でしたが最近ではどうやらそうではなく、遺伝子に組み込まれた情報に基づいているのではないかという考えが有力なようです。
確かにおすわりができるための筋肉が必要なら、筋肉を鍛えるためにおすわりの練習をしなければいけないはずですが、そんな事をしなくても赤ちゃんは自然とおすわりができるようになります。
赤ちゃんのそういったおすわりやつかまり立ち、歩行などの「運動発達」は個人差も大きく、早い子もいれば遅い子もいるのが普通なので、「たて抱きにした方が首のすわりが早くなる」とか「歩行器を使って歩くトレーニングをする」などと、周りが手を出しすぎるとかえって自然な発達をさまたげることになってしまいます。
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