ニホンミツバチのハチミツ

先日久しぶりに来られた方からハチミツをいただきました。

確か3〜4年前から自宅の屋上でミツバチを飼育していると聞いていましたが、だんだん増えて今年はかなりの量のハチミツが穫れたとのことでお裾分け(とはいえ結構大きな瓶詰)をいただきました。

一般的にスーパーなどで売っているハチミツのほとんどはセイヨウミツバチのものだそうですが、その方が飼っているのはニホンミツバチ。

正直「ハチミツは花によって味や香りが違う」というようなことを聞きかじったことがあるくらいで、ミツバチについてはまったく知識がなく、ニホンミツバチもセイヨウミツバチも知らなかったのですが、お話を聞いているとミツバチの世界も奥深くて面白いです。

例えば天敵のスズメバチが襲ってきたときに、セイヨウミツバチは単体で攻撃するのに対してニホンミツバチは直接的な攻撃はせず、おしくらまんじゅうのように集団で集まって発した熱でスズメバチを殺すんだそうです。秘技・熱殺蜂球!

その温度は最大で48℃前後になり、44℃〜46℃が上限致死温度のスズメバチは耐え切れず死んでしまうんだとか。

ニホンミツバチの上限致死温度は48℃〜50℃なので多くは生き残ることができるようですが、なかなかギリギリの戦法です。それくらいスズメバチが手強いということかもしれませんが。

またスズメバチが集団で襲ってきたり何度も攻撃されると、ニホンミツバチは皆で逃げて新しい場所に改めて巣をつくり直しますが、セイヨウミツバチはそのようなことはせず全滅してしまうこともあるそうです。

「そういうとこもなんか日本っぽいですよね!」

って言われましたが、なんか分かるような気がします。

セイヨウミツバチに比べてニホンミツバチは病気にもかかりにくく育てやすいとのことですが、そんな理由で住み心地が悪いと別の場所に移ってしまうこともあるとか。

一匹のミツバチが一生涯かけて集めるハチミツの量はニホンミツバチはティースプーン1杯程度なのに対してセイヨウミツバチはその5〜6倍は集めるそうです。さらに一つの群れの数がセイヨウミツバチの方が圧倒的に多いので、セイヨウミツバチのハチミツの方が安価で一般的に売られているそうです。

西荻でもニホンミツバチを育てている方がいるみたいですね。俄然ミツバチに興味を持ったのでぜひお話聞いてみたい。⇒養蜂文化情報ネットワークBLOG

家にハチミツを持ち帰ったらちょうど(?)奥さんが風邪を引いていたので、ハチミツ生姜湯にしてみました。

ハチミツの味が優しく濃厚で美味しかったです!

奥さんの風邪もだいぶ良くなったようです。

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