先日の続きで産後の骨盤と更年期障害の関係についてのお話です。
更年期は誰にでも訪れます。
一般に閉経の前後10〜15年ほどを「更年期」とよび、この時期すべての女性に何らかの身体的・精神的影響があり、それが日常生活に影響を与えるようになると「更年期障害」と言われます。
最近では20代くらいの若い人や男性でも更年期障害を訴えるケースも出てきています。
更年期障害には
・肩こり
・顔ののぼせやほてり
・めまいやたちくらみ
・憂鬱感
・不眠
など、様々な症状がありますが、これらのほとんどは自律神経失調症と似た症状です。
自律神経は感覚神経や運動神経といった他の神経と同じく背骨の中を通り、背骨と背骨、骨盤の隙間から出て全身に分布しています。
背骨や骨盤に歪みがあると自律神経の流れが悪くなって正常なはたらきができなくなってしまい、結果として自律神経失調症のような症状が出てしまいます。
出産後、歪んだ骨盤のままで更年期を迎えるのがよいか、治りやすい時期にしっかりと整えた骨盤で更年期を迎えるのがよいかはあきらかです。
先日も書いたように出産後1ヶ月以内が骨盤の歪みを整えやすい大チャンスですが、その時期を過ぎても遅くはありません。
歪んだカラダを整えてより快適な更年期を迎えましょう。
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