ユニバーサルデザイン

先日会社で研修があったという奥さんが、テレビのリモコンを差して…

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「これってユニバーサルデザインなんだよ」

と言うのですが、完全に

「ユニバーサル…? ? ?」

となりました。

「ユニバーサルデザイン-Universal Design-」とは…

文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいいます。   –wikipediaより-

「ユニバーサルデザイン」 という言葉はもともとアメリカのデザイナー/建築家のロン・メイスが1980年代に使い始めた言葉だそうです。

ユニバーサルデザインに基づいた製品をたくさん開発しているという文具のKOKUYOのホームページの説明が分かりやすかったです ⇒ ロン・メイスの7原則

なんとなくバリアフリーと似ている感じもしますが、バリアフリーが“高齢者や障害を持っている方のため”に設計されているのに対して、ユニバーサルデザインは障害の有無や年齢などを問わず、“誰も”が快適に使えることを目的としている点が大きく違います。

最近よく見かける波形の階段の手すりや、電気ポットなんかのマグネット付きのコンセントプラグ・男女トイレの絵表示・誰もが使える多目的トイレ・スピードや動いている方向が分かる動く歩道・滑りにくいようにボコボコした形の缶コーヒー…などもユニバーサルデザインだそうです。

最初のテレビのリモコンでいうと、最近はデジタル放送用に青・赤・緑・黄の4色のボタンがついていますが、青いボタンには「青」、赤のボタンには「赤」などと書かれていて、色弱の人でもボタンの色が分かるように というデザインになっています。

青赤緑黄

身近なところで知らないうちにユニバーサルデザインの考えに基づいたものが意外とあることに驚きました。

「障害者用」「高齢者向け」と言われると、かえって気分的に使いにくかったり、差別されてる感じにもなりかねないので、障害者や高齢者などを特別視せず、そもそもお互いが使いやすいような設計という考えはすごくいいですよね。優しい。

あ、ちなみにカイロプラクティックは、障害の有無、年齢・性別・国籍・妊娠中・などを問わず誰でも受ける事ができますよ!
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