西洋脳?東洋脳?

この前、ふと面白いテストを目にしました。

脳テスト1

深く考えずに直感で選んでほしいのですが、上の図で牛はAとBどちらに分けられるでしょうか?

もう一問

脳テスト2

ターゲットに似ているのはグループ1とグループ2のどちらのグループでしょうか?

このテストはアメリカの社会心理学者リチャード・E・ニスベット(1913-1996)という人が研究した東洋と西洋の脳の違いのテストです。

「脳の違い」と言ってもどちらが優れている、劣っているという話ではなく考え方の違いが西洋と東洋で異なるというのです。

上の牛のテストをアメリカと中国の子どもたちに対して行なったところ、アメリカの子どもはAのニワトリを選ぶ子どもが多くいたのに対して中国ではBの草を選ぶ子が多かったそうです。

Aのニワトリと牛とはどちらも動物という”分類”を重視するのに対して

Bの草と牛とは「牛は草を食べる」という”関係性”が重視されています。

同様に下の花のテストを韓国人、ヨーロッパ系アメリカ人、アジア系アメリカ人に対して行なったところ、ほとんどの韓国人は「グループ1の方に似ている」と答え、ヨーロッパ系アメリカ人は「グループ2に近い」と答えたそうです。アジア系アメリカ人はその中間で半々くらいだったそうです。

グループ1は共通点や規則性はないけれども「何となく似ている」ように描かれており

グループ2は特に似ていないけれども「まっすぐな茎を持つ」という規則性を持って描かれています。

これらの研究(もちろん他にもたくさんの実験や研究もあると思いますが)から西洋人は「分類学的規則」見つけるのが得意であるのに対して、東洋人は「部分や全体の関係性」を重視するということが分かるといいます。

東洋と西洋の違いと言えば、職業柄どうしても「東洋医学と西洋医学」というのが頭に浮かんでしまいます。

西洋医学は体や病理を細かく分類していくのが得意。

東洋医学は全体の調和を重視する。

というような部分で西洋脳・東洋脳と共通するところがあるように感じました。

少し興味を持ったのでこの話の出所であるニスベット著の『木を見る西洋人 森を見る東洋人』という本を読んでみようと思います。

木を見る西洋人 森を見る東洋人

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