大仏さまは猫背気味?

鎌倉へ行ってきました。

奥さんの実家が隣の大船にあるので、ここ最近お正月には鎌倉へ行くのですがお正月以外で行ったのは初めてです。多分。

もう終わりかと思っていた桜も意外とまだ残っていて「大仏さまと桜」といういい感じの組み合わせが楽しめました。

平日ということもあるのでしょうが、外国の方が多く駅から大仏さまに向かう道も境内もいろいろな言葉が飛び交っていました。桜の季節の日本はぜひたくさんの海外の方にも見て欲しいし、日本人でも(むしろ日本人だから?)テンションが上がります。

鎌倉の大仏さまは像高11.3mの阿弥陀如来坐像。大きさは14.98mの奈良の大仏さまの方が大きいですが、ほぼ造立当初のままの姿を保っていることや大仏殿がなく(当時はあったらしい)、周りをぐるりと見ることができるのが特徴です。20円で大仏さまの中に入ることもでき、造立の際の痕跡も見ることができます。

せっかくなのでぐるりと横から…

大仏さま、だいぶ猫背で座っています!

1252(建長4)年に造立が開始されたと言われているので、かれこれ750年以上もこの姿勢で座っている大仏さま、かなり肩や腰に負担がかかっていることと思います。

ただ鎌倉の大仏さまが猫背なのには理由があって、参拝者と目を合わせるためなんだそうです。

参拝者のために下を向き続けるなんてことは仏の心があってこそなので、普通の方はくれぐれも750年も猫背のままなんてことがないよう姿勢には気をつけて、時折立ち上がってストレッチするようにしてくださいね。

大仏さまのあとは長谷寺や鶴岡八幡など、お正月には混んでいてなかなか行ったことがないお寺や神社などを巡って帰って来ました。

鶴岡八幡には蛭子能収さんの奉納した鳥居が。参道の段葛(だんかずら)にも奉納した蛭子さんの名前の入った石灯篭がありました。どうやら蛭子さんの奥さんが神社仏閣を巡るのが好きで、その一環で寄付をされたということです。

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