西荻ワンダーランド

昨日は啓蟄。暖かくなってきて土の中から虫が出てくる頃です。虎を「大虫」と呼ぶように、古代中国で「虫」は広く動物全般を指していたとも言われているので、いわゆる虫に限らずいろいろな生き物が冬眠から覚めて穴から出てくる頃ですね。いよいよ春です。

春といえばやっぱり桜。予報によると昨年よりは遅いものの例年より早く、東京では3月21日か22日頃開花、月末には満開となりそうです。

西荻東銀座会では毎年神明通りにある西荻南児童遊園(西荻南公園)の桜の木をライトアップして、春の訪れを楽しんでもらっていますが、今年は始めて公園でお花見イベントを開催することになりました。その名も

西荻ワンダーランド〜春のおもちゃ箱

3月30日(土)、満開(予定)の桜の下、美味しいものや楽しいパフォーマーが集まってお花見を盛り上げます。

気になるパフォーマーは…

カンカラ三線を手に明治大正演歌を歌う演歌師、岡大介(おかたいすけ)さん

あまり耳馴染みがないかもしれない「カンカラ三線」
第二次世界大戦中、日本で唯一地上戦が繰り広げられた沖縄。
戦後はアメリカの統治下に置かれ、物もなく精神的にも不安定な生活の中、心の支えとなったのが沖縄に伝わる歌と三線の音色でした。
戦争であらゆるものを失って物がない中、米軍から支給される粉ミルクや食料の缶を胴体に、ベッドの足や廃棄された木材などを削って棹の部分を作り、落下傘の紐を弦にして三線を作って歌ったといいます。
沖縄の復興と平和の祈りの象徴ですね。

そんなカンカラ三線を弾きながら歌う岡大介さんですが、今はなき「のみ亭」で以前お見かけしたことがあります。岡さん自身も「のみ亭」がなくなって以来、西荻に来るのは久しぶりとのことで楽しみにしてくれています。 

そして世界でも活躍するパフォーマンスユニット「くるくるシルク」の一員で、最近は絵本作家としても活動を始めた高橋徹さん

「くるくるシルク」はパントマイムの舞台や静岡の大道芸ワールドカップなどで何度か観たことがあるのですが、どこへ行っても大人気です。ジャグリングやパントマイムの技ももちろんですが、一瞬でくるくるシルクの世界に変えてしまう…やっぱりそれも「技」なのか、気がつくと夢中になってしまっているパフォーマンスです。
今回は絵本作家仲間の”たかやまるみ“さん”おざきえみ”さんとともに読み聞かせパフォーマンスをしてくれるとのことで楽しみです。

アコーディオンの”けいこ“さんや、古楽器サルテリー奏者の”Takeshi“さんなど他の魅力的なパフォーマーはまた改めて紹介します。
タイムテーブルなど詳しくは特設サイトで
西荻ワンダーランド〜春のおもちゃ箱

出店もいろいろ

お花見といえば「花より団子」おいしいものも欠かせません。

毎月第3日曜日8:00〜11:00開催の「あさ市」にも出店している”iitoco“さんや”きいちご“さん、”三つ枝商店“さん、おにぎりの”しゅりけん”さんや”メリバ珈琲“さんに、クレープの”ちぃかふぇ“さん、西荻の名店”バルタザール“さんも出店が決まっています!

ほかにも”まちナカ・コミュニティ西荻みなみ”の駄菓子販売や”西荻ぷれま“のポップコーンなどまだまだお店が出店してくれるようです。

こちらも詳しくは特設サイトをごらんください
西荻ワンダーランド〜春のおもちゃ箱

あとは天気だけはどうすることもできないので祈るしかないのですが、どうか晴れますように!!!
ひょんなことからこのお花見企画、運営にたずさわることになったので、イベント当日3月30日(土)はお休みとさせていただきますのでご了承ください。



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