久しぶりに読み返しています。
安保徹さんの著書『「薬をやめる」と病気は治る』
カイロプラクティックを語る上で非常に重要な自律神経と免疫力・ストレス・薬の関係が分かりやすく説明されています。
「免疫力」とは病気や細菌と戦う力。その免疫力は血液中の白血球の数や働きが深く関係しています。
その白血球の成分をコントロールしているのが自律神経の働き。
自律神経のうち交感神経が過剰になると、白血球のなかに顆粒球という細胞が増えます。
顆粒球は最前線でカラダに侵入してくる外敵と戦ってくれる反面、役目を終えると正常な細胞さえも破壊する活性酸素を出して死んでいきます。
顆粒球が正常範囲の量であれば問題ないのですが、交感神経が過剰になって顆粒球が増えすぎると活性酸素が大量に発生し、正常な細胞を破壊してしまいます。
細胞が破壊されるということはつまり、肺炎や肝炎・大腸炎・ガン・潰瘍・歯槽膿漏などの炎症を引き起こし、また血管を傷つけて動脈硬化や心臓病・脳血管障害なども引き起こしやすくなります。
交感神経が過剰に優位になってしまう原因としては
・働き過ぎによるストレス
・悩みによる心のストレス
・薬の長期使用
があげられています。
そしてこの本には書かれていませんが、神経の通り道である背骨の歪みも自律神経の働きに大きく関係しています。
カイロプラクティックは背骨の歪みを整えて自律神経のバランスを取り戻します。
「どうして背骨がすべての病気と関係あるの？」ということの答えがここにあります。
どうしても話が専門的になって難しく書きがちなので今日はここまでにしようと思います。
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