今日は5月8日(ごがつようか)です。
普段何気なく使っていますが、「8」を「よう」と読むのは日にちを表すときだけ、どうして「ようか」なんでしょうか?
もともと日本(和語)での数の数え方は
「ひい、ふう、みい、よお、いつ、むう、なあ、やあ、こお、とお」
と数えていました。「いち、に、さん、し・・・」は中国から伝わったもののようです。
(いわれてみれば中国語の「イー・アル・サン・スー・・・」に似ている気もします)
同じく和語では「日」を「か」と読むそうで、合わせて「8日」は「やか」とよんでいたものが転じて「ようか」となったとのことです。
20日=はつかについては諸説ありますが、
和語では11以上の数え方がなかったため、「とおあまりひとつ、とおあまりふたつ・・・」
と数え、20は「とお」がふたつあることから「ふたつ・とお」⇒「ふつ」⇒「はつ」
となったという説(「はたち」や「みそか」「みそじ」も同様)や
指を折って数えると20で果てることから「果つ」⇒「はつ」
となったという説があるようです。
ちなみに
「一日」(ついたち)は月の初め=月立(つきたち)の読みが転じたものだそうです。
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